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家の壁にフックや台を付けたけど、重さで抜けてきたことはないですか?
ボード壁は下地の木や鉄骨にビスを打たないと抜ける時がありますよ。
この前も、親戚の家の手すりが施工不良で(ボードからビスが抜けて)外れかけていました。
ビスやアンカーには引抜(引張)強さ(最大荷重)なるものがあります。
家の壁に付属のビスを使ってフックとか取付けたはイイけど、重い物をかけたら抜け落ちた事なんかありませんか?
下記写真のような軽い物だと大丈夫だと思うんですが、重い物の時は、壁のボードの裏に木や鉄骨の下地が入ってる場所にビスを打たないと、定格の性能がでない時があるんです。
上記写真はトイレットペーパーの取り付けネジです。
で下地の有無がわからない場合は、壁の石膏ボードだけである程度の重量物の取り付けが可能な、ファスナーアンカーとかボードアンカーとか言われる下記の写真のネジ(ビス)があります。
で、壁の下地が強固(頑丈)な場合は下記の写真のようなITアンカーが使えます。
でですね、壁のボ-ドと下地(金属の角材)もろとも、ボードアンカーで固定すると、ケーブルラックの固定にも使えます。(下記写真)
もちろん固定物する物の重量はネジの定格性能が上回ってないといけません。
下地の鉄板が厚い場合は、タッピングビスやドリリングビスで充分な場合があります。
今回は下地の鋼材厚みが1.2~1.6mmとの事で、ボードアンカーを使用しました。
下記写真はボードファスナー(アンカー)の取り付け工具(あると便利です)。
制御盤などの重量物の取付の場合は、耐震計算書の提出を求められる時もあるため、アンカーの最大引張荷重やせん断荷重は仕様書により事前の確認が必要な時があります。
地下や1階と2階以上では地震の時の振れ幅が変わりますので係数も変わります。
まあ、家のフックの取り付けに、誰もそこまで求めないと思いますが。
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