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デジイチ(デジタル一眼)初心者にWズームキットをお勧めしない理由
Wズームセットがあれば、確かに色々なシーンを撮影できます。
風景写真から子供の発表会や運動会、ブログへのアップ用写真などなど。
しかし、私はデジタル一眼レフを初購入される方やデジカメ初心者の方には、Wズームセットはお勧めしていません。
なぜなら、レンズ交換が面倒にり、結局2本のレンズとカメラを持ち出す機会が減り、使わなくなってしまう場合があるからです。
Wズームセットというのは、Wという事もあって、レンズが2本付いています。
これで、例えば広角27mm~75mm(1本目のレンズ)、75mm~望遠300mm(2本目のレンズ)を使い分けて、色々なシーンで写真を撮れますよって事なんですね。
(注)広角(ワイド側)~望遠(テレ側)表記は35mmフィルムカメラ換算値での例です。デジイチAPS-C画像素子の大きさ比較はこちらをご覧ください。
でも、これこそが初めて一眼を買っても、使わなくなってしまう理由だとも思います。
例えば、運動会用に初めてのデジタル一眼レフカメラを買って、持って行ったとします。
しかし、サービスで付けてもらった小さめのカメラバックは、2本のレンズと本体でパンパンになります。デジイチはそれ自体が、コンパクトなものを選んでも、コンパクトデジカメに比べると大きくなりがちです。
さらには、Wズームセットの場合は、ズーム(望遠/テレ)側はけっこう満足できるのですが、結局のところ、どちらのレンズも「帯に短したすきに長し」状態になってしまうと、個人的には思います。
「帯に短したすきに長し」って、そのためのWズームセットなんだから付け替えて使えば良いんだよって言うのも正論なんです。
しかし、そのレンズ交換の手間や2本持つことの煩わしさや重量増で、せっかく買ったイチガンを使わなくなるなら勿体ないと思うわけです。
更には、砂埃舞い散る屋外の運動会でのレンズ交換は、カメラ内部にゴミやチリが入り込む原因にもなってしまいます。
なりべく、ホコリ舞い散る場所でのレンズ交換は避けたいところです。
それにWズームセットにしても、それなら広角側(ワイド側)は35mmフィルム換算で24mmは確保したいところです。その方が風景写真なんかは良いと思います。
私が初心者や最初のデジイチに、お勧めの買い方は、18-135mmなんかの高倍率ズームセットで購入することです。
私が初めての一眼でお勧めする機種の1つがEOS kiss X7iと18-135mmのレンズセットです。
バリアングル液晶が必要ない場合はkiss X7で良いと思います。
後継機が出て、現在安くなっていて、お買い得なのもありお勧めしています。
AF(ピント)合わせが、エントリー機とは思えないほど早いと思います。
この、18-135mmがあれば、屋外の運動会は望遠側で物足りなく厳ししですが、日常から子供の発表会くらいまでは、充分にレンズ交換なしでいけると思います。レンズ1本だから、付け替えの必要もなく、面倒さはないです。
下記写真はペンタックスK-3と18-135WRレンズキットです。
まだ、上記カメラ(K-3)は価格コムさんで調べたら売っていました。
レンズが18-135mmでOKな場合は、超お勧めの1台です。
APS-Cクラスのカメラで、価格はミドルクラスですが、実力は最高クラスだと思います。
ここで、初めてのイチガンの購入を考えている方に一番のお勧めです。
それは、ニコンD5300やキャノンX7iなどの、チョイ前のモデルの一番安いレンズセットです。
一番安いものですと標準レンズが付いてきますので、価格は安く買えますが、レンズのズーム倍率は少なく、あれもこれも撮影できるレンズではありません。
*例えば18-50mmのレンズなどです。
よって、他社(サードパーティ)製のレンズを買い増しで1本その時に買って、それをカメラに付けっぱなしにしておけば、そのレンズ1本で通常撮影から屋外の運動会まで使えると思います。
例えばタムロンさのレンズで16mm~300mmと言うのがあります。
下記画像(35mmフィルムカメラ換算 24~450mmとスゴイ高倍率ズームレンズなんです)。
こういう高倍率レンズを買ってしまえば、いろんなシーンを撮ることができます。
画質のクオリティーは高倍率ズームならではの、周辺光量の落ち込みや樽型変形などの問題も出る場合がありますが、カメラを持ち出さなくなって撮らなくなったり、レンズ交換をしている間にシャッターチャンスを逃したりするより、ぜんぜん良いではないかと言うのが、私の考えです。
写真はいっぱい撮ってこそ、その中にベストショットを探すことが出来ると思うからです(特に運動会なんか)。忙しい時は、レンズ交換をしている時間も勿体ないと思います。
もちろん、こだわりの写真を、こだわりのレンズで撮影する事が出来ます。
それが、レンズ交換式のデジイチの良い所でもあります。
皆様も、一眼レフデジカメを購入して楽しんでみませんか?
私お勧めのイチガンの買い方でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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