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電気料金の計算方法、例えば100Wの白熱電球を50WのLEDに交換した場合で節電シュミレーション。
電気料金と言うのは、通常
基本料金+電力量料金+燃料費調整額など=電気代
と成ります。燃料費調整額とは発電用燃料価格の変動による、電気量料金を調整するものです。
電力会社さんも、1kwhの電気料金を決める時の燃料調達コストと実際の調達コストが変動するわけですから、若干調整が必要との事だと思います。
今回は、この電力量料金について書いてみます。
これは実際に使用している電気料金なので、基本料金などとは違い努力次第で直ぐ安く出来る部分でもあります。
北海道電力の従量電灯Bでは1kWh=23円54銭となっていますので、計算が面倒なので今回はザックリ1kWh=24円で計算をします。
詳しく確認したい方は、電気料金の領収書を持って、契約中の電力会社さんに電話すると、自分が使っている1kwhの料金を教えていただけると思います。
1kWh料金は契約内容により異なり、電気を多く使うと単価が段階的に可変する場合もありますが、今回は細かい話は省略します。
1kWh24円とは1000Wh24円と同じで、簡単に言うと1000Wのヘアドライヤーを1時間使うと、ご契約の電気料金では、24円かかりますって事になります。
1時間1000Wものヘアドライヤーを使い続けても24円って事です。
1kW=1000Wです。hは1時間の意味です。1kwhは1000W毎時と言う事になります。
で、100Wの白熱電球を50WのLED電球にした場合に節約できる電気料金についてです。
上記写真は60W白熱電球です。
上記写真は40W相当(485lm)のLED電球です。
現在は技術が進み50WのLED球で100Wの白熱電球と同じくらいの明るさを実現できるようになりました。簡単に言うと、1/2の電気代で明るさが同じくらいって事です。
白熱電球よりもLED電球の方が価格は高いですが、電気代のエコと寿命の長さを考えると、LED電球の方が良いと思います。
電気代を比較する前に電気代の計算式は下記になります。
電気製品のW(ワット)数÷1000×使用時間(h)×24円(電気料金単価)=電気代
となります。*1kWh=24円で計算しています。
計算例、上記にも書きましたが、1000Wのヘアドライヤーを1時間使った場合です。
1000W(ドライヤー)÷1000×1(時間)×24(円)=24円
30分の使用だと、
1000W(ドライヤー)÷1000×0.5(時間)×24円=12円
と成ります。
100Wの白熱電球の1日の使用(点灯)時間を8時間で、50WのLED電球にした場合、1日に節約できる電気代を計算してみました。
100W白熱電球の場合:100÷1000×8h×24円=19.2円
50WLED電球の場合:50÷1000×8h×24円=9.6円
19.2円ー9.6円=9.6円ということで、1日8時間(点灯)使用で50WLED電球の方が9.6円お得です。
9.6円×30日=288円ですので、1ヶ月288円、1年で3456円お得です。
LED電球代の元もとれるし、goog job じゃないでしょうか。
照明のLED化は、イニシャルコストとランニングコストの問題もありますが、こと電球タイプに関してはネジ込みだけで、簡単に交換出来るので、器具交換のイニシャルコストは無く、とってもお勧めです。
40W白熱電球vs40W相当(485ルーメン)LED電球vs100W相当パルックボール。
*40W相当とは40W白熱電球とおおむね同等の明るさという事です。
(上記写真 左40W相当LED電球 右40W白熱電球)
(上記写真は100W相当パルックボールです)
商品 | 実際の電流値 | 消費電力(W) 実際の電流値より計算 (W=V×A) |
白熱電球 40W 公表38W |
0.33 アンペア |
33ワット |
LED電球 40W相当 公表5.9W |
0.11 アンペア |
11ワット |
パルックボール 100W相当 公表22W |
0.31 アンペア |
31W |
上記表によると、少なくても40W白熱電球からLED電球(40W相当)に変えるだけで、消費電流が11w/33wになることから消費電力も1/3になると思います。
LEDにする事で電力量料金が1/3以上安くなる事が期待出来ると思います。
公表5.9wで実測(電圧×電流)で11ワット(100V×0.11A)となってしまっていますが、なぜ公表5.9wと違いがでるか、後程記事にしたいと思います。
計算上は40W÷公表5.9W=6.77となることで、電力量料金も1/6.77を期待しますが、電流値の実測値からだと1/3程度となり、違いがありますので、そこを調べたいと思います。
変な話ですが、電気を消し忘れて部屋の電球をつけっぱなしで会社に行ってしまった場合もLEDの方が電気料金が安くなります。
出勤が7時で帰宅が19時の場合は12時間の電気の点けっぱなし状態になりますが、損失する金額は下記のようになります。(1kWh=24円で計算の場合)
50W÷1000×12h(時間)×24円=14.4円
電気を消し忘れたために損出した金額は14.4円と言う事になります。
14.4円と、すごい金額ではないですが、電気の点けっぱなしはエコじゃないですし、気を付けたいところですね。
ちりも積もれば山になる、不必要な電気は切る、大事なのはこういう所の節約感覚なのかもしれませんね。
日ごろから、電気つけっぱでどのくらい電気代を損したか把握しておけば、だぶん、そんなに怒らなくても良い事だとも思うわけです。
スイッチの工夫で消し忘れ防止の記事はこちらをご覧下さい。
待機電力節約の事で大ケンカをするのは止めましょう、テレビやビデオレコーダーをこまめに入り切りコンセントでエコする効果を考えてみました。
テレビやビデオの待機電力の節約とは、使わない時にまめにコンセントプラグを抜いたり、ON/OFFコンセント(下記写真)を買ってきて、スイッチでまめにON/OFFする事で、待機電力をゼロアンペアとする事で電気代を節約します。
上記写真はオレンジ色に点灯中のスイッチが100V通電中のラインです。
ラインごとに個別にON/OFFできます。
妻曰く、このオレンジ色のネオン球の電気代も勿体ないから、都度消せとの業務命令がでております、トホホ・・・・
待機電力に関する分かりやすい外部リンクはこちらをご覧下さい。
上記リンクの内容を引用すると、
一世帯あたりの年間待機電力の消費は285kWh/年とのことで、285kWh×24円=6840円ということになり、待機電力を全て節約すると、年6870円の節約が期待できる訳です。
(出典は上記リンク先の「電気設備の知識と技術」サイトです)
待機電力の事でケンカもしたくないので、素直に妻に言う事を聞いていますが、どのくらいの節約になるのか?
「電気設備の知恵と技術」のサイトを参照すると、液晶テレビ0.4wでHDDレコーダー3.4Wの待機電力みたいです。
テレビやHDDレコーダーは番組予約に支障がでるので、使わない時に電源コンセントでOFFするのは現実的でない気もします。
これは良いと思ったのが、給湯器ですね。
8.2W~11Wと給湯器って思ったより待機電力が高いですよ。
給湯器って夜使わな時とか電源を切っても良いんじゃないでしょうか。
待機電力10Wだと想定して、1日8時間電源OFFに出来たとすると、1日1.92円の節約となります。
10W÷1000×節約8h(時間)×24円(1kWh)×365日=700.8円となり。
年間700円80銭の節約が可能です。
夫婦で待機電力の電気料金を把握しておけば、ケンカにはなっても、大ケンカにはならなくて済むと思うんです。そんな事でケンカにならないか・・・
確かに電気料金を少しでも節約して家計に貢献する事は良い事だと思いますが、それで家族や夫婦で大ケンカにまで発展してしまっては、エコどころか別室にこもって延々と各部屋別に照明を付けて、逆に待機電力節約に比べると何十倍、何百倍の電気代を損する事にもなりかねないですよね。
だから電気料金でケンカするのは止めましょうって記事でした。
節電は炭酸ガス(温暖化ガス)削減にも良い事なので努力します。
実際に石油給湯器の待機電力も、電流値を測定してみました。
完全に電源OFF コンセトから 外れた状態 |
待機電力なし 0.00W |
給湯パネル スイッチのみをOFF |
待機電力 3.9W 0.0390A |
給湯パネル スイッチをON |
待機電力 5.53W 0.0553A |
と言う事で、給湯器(温水器)の待機電力をゼロにするには、コンセントを抜くかスイッチ付コンセントのスイッチをOFFにするしかないようです。
給湯器操作パネルの電源ON/OFFスイッチをOFFにすることで少しだけ待機電力を減らす事ができましたが、5.53Wが3.9Wになっただけで、待機電力自体をゼロには出来ませんでした。
待機電力的には何もしないよりは、コンセントを抜いた方が省エネになります。
待機中ではない燃焼中は更に電流が増えますので、使わない夜間は電源をOFFにする事で省エネになるかもしれません。
ただし燃焼中や余熱冷却ファン運転中にコンセントで電源をOFFにすると、故障原因になりますので、微妙なところかもしれません。
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