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工事屋って忙しい時は断るほど忙しいのに、暇な時はとんでもなく凄ぐ暇?
どゆこと・・・
暇過ぎて、暇過ぎて、何にも仕事が無い!
2017年2月3日(金)までは、忙しかったんです。
昨年は、忙しすぎて仕事を断る事も多々ありましたし、工事が忙しすぎて営業もしてきませんでした。
その結果、非常停止がかかったかのように仕事がなくなり暇になりました。
このままではヤバイくらい暇です(泣)。
例年2月と8月は売上が落ち込むという「二八(にっぱち)」なる事も、業種によってはあるとは思いますが、工事屋の暇とは、たぶんもっと死活問題なんです。
いやいや、お店にとっても売り上げの落ち込みは死活問題ではありますが、工事屋のそれとは違う気がするんです。
極端な例を考えると、従業員3名の雑貨屋さんが、経費や人件費などを差引いた営業利益が毎月100万円あったとします。
それが、「なんだか2月と8月だけは、月に20万円しか儲かんないんだよな」って場合、確かに2月と8月は売上が落ちてると予想できますが、倒産するとか損益が赤字になる訳ではないんですよね。
それに、年間を通して売り上げの上下限やお客さんの消費動向の波が分かっていれば、なおさら焦る必要はないと思うんです。
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しかし、工事屋さんはそうはいきません(泣)。
こと工事業での現場作業の場合は、時間の切り売りっていうのが多いと思うんです。
「動いてなんぼ、働いてなんぼ」なんですね。
だって時間の切り売りなんだから。
よって、会社で従業員が暇(言葉は適切じゃないかもですが、遊んでる)してる状態ですと、会社は毎日毎日赤字になっていくんです。
建築資材なども合わせて販売していれば、工事がなくても販売で儲ける事も可能かもしれませんが、物売りは基本的に商社の仕事ですし、今は建材や電材や電気部品もネット通販で買えてしまう時代です。
しかも、ネット通販の安い事!
こりゃお客さんもネットで流通価格が大体分かってしまうわけで、ここで儲けるのも厳しい時代です。
ネット通販で打撃を受けているのは、何も家電量販店さんや本屋さんだけではないのです。
便利な世の中になりましたが、「the価格破壊」的なネット通販の最安値挑戦は脅威です。
ネット通販では、買う側としては凄く恩恵も受けていますので、なんとも微妙な感じではあります。
話を戻しますが、工事屋さんの仕事は、現場作業です。
1人が1日で出来る仕事量は限られています。
キャパオーバーの仕事は、断るか他の知り合いの業者に回す事になります。
工事屋さんは、忙しくても、より多く儲ける事が出来ないんです。
朝も夜も働けば、単純に2倍儲かりますが、正直歳なので体がもちません。
それに最近は、長時間労働は安全作業の観点から、元受さんも無茶はさせてくれません。
長時間労働の疲れで、労働災害など起こしては、元受さんも大変ですから。
今は昔よりコンプライアンス重視で、連日ぶっとうし作業はNGな時代になりました。
商社さんなら100%の注文が、倍の200%になったら利益も2倍になると思うんですが。
工事屋さんは、2倍も働けませんので、断るしかないんです。
そこが悲しいところでもあります。
あと、同一労働同一賃金って言葉がありますが、特別にスキルが必要な工事以外は、相場以上の作業費の見積もりもなかなか通りません。
工事屋が暇になる時に、何が悪かったか、今さらながら考えてみました。
原因は簡単です。
忙しいからと、営業を怠った事です。
弊社には営業はいません。
基本的に、元受さんからの仕事待ち、故障修理依頼待ちの会社です。
他にも原因がありますが、「待ち」の体制から脱却しないと、会社はもたないのではと思うようになりました。点検業務などの固定収入が減った事もあります。
とにかく、自分で仕事を探さないとダメですね。
ここ1年、忙しくて営業を怠ったつけが急にきました。
暇なよりは忙しい方が断然、気分的に精神的に良いです。
さーて、新規現場が少ないから、リニューアル案件を積極的に提案していく事にします。
暇になれば、いよいよアフィする時間はできそうですが、先ずは本業が安定しない事には、アフィも上手くいかない気がします。アフィも不労所得ではなさそうだし、楽して儲ける方法は無いのかもしれませんね・・・
前進あるのみかー、疲れるけどしゃーないよね。
続く
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