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電気工事士ってどんな仕事内容なのかな?年収はどのくらいなのかな?電気工事会社への就職を考えてたら何が必要かを考えてみました。
電気工事と言っても色々あるかな〜と思います。
1:インフラなどの電力供給系(特別高圧や高圧送電線や鉄塔及び電柱設置など)
2:戸建てやマンションや店舗などの照明/コンセントなどの工事
3:6600V高圧受電設備(キュービクル)の工事
4:工場設備などの電気工事
5:工事現場での電気施工管理
6:制御盤製作
7:設計やCADソフトを使用しての図面作成
*CADとはコンピューターで図面を書くためのソフトウェアです。
などなど電気工事業と言っても色々あります。
*他にもあるかもしれません。
私が思うところインフラ系は給与も良くて離職率も少ないイメージがあります。「終身雇用の時代は終わったんだよ」って考えもありますが、安定していてリストラの心配も少なく、安心して本業に精を出せる会社も魅力的ではあると思います。
ある年齢までに出世出来なかったらリストラの不安があるような会社では、出世コースから外れたら会社の心配より自分の心配をしなくてはならなくなり、本業に精を出せなくなってしまうかもしれません。
電気工事の仕事内容の思うところ1〜7まで書いてみましたが、複数個該当する電気工事業の会社もあると思います。私自身が2〜7まで行った事があります。
工事自体は新規(新築)工事、改修工事、撤去工場などがあります。その他にも機械やコンベアの搬入搬出や取付なども行っています。電気工事以外にも仕事があればします。
資格は入社後に取得出来ると思いますので、新卒就職時などは資格はなくても大丈夫な会社も多くあると思います。入社後に先輩が色々と教えてくれると思います。
入社後は通常は先に誰でも受験可能な第2種電気工事士の取得を目指します。第2種電気工事士の取得後に認定電気工事従事者の取得を目指します。ただし第1種電気工事士試験の合格証があれば、実務経験や講習なしで認定電気工事従事者を取得出来たように思います。第1種電気工事士試験に合格だけしておくのも良いと思います。
第1種電気工事士の合格と免状発行は意味が違うので注意が必要です。第1種電気工事士の免状取得には5年以上の実務経験など必要ですので、先に試験だけ受けて合格しておくのも良いと思います。第1種電気工事士の合格証は一生有効だったと思います。第1種電気工事士の工事は免状が取得出来てようやく資格範囲の作業ができます。
最初はお手伝いから始めて、第2種電気工事士と認定電気工事従事者の資格を取れれば、6600Vの高圧電気工事は出来ませんが低圧電気工事(600V以下)は出来ますので、かなり作業範囲は広がり色々な電気工事を行う事が出来ると思います。
後は講習で取得出来ますので職長・安全衛生責任者と低圧電気取扱業務特別教育の資格も取得します。低圧電気取扱業務を行うさいには、電気工事士資格の有る無しに関係なく低圧電気取扱業務特別教育の資格が必要です。高圧電気取扱業務を行う時は高圧の受講も必要です。
1級(2級)電気工事施工管理技士という資格もありますので、スキルアップのためにチャレンジ出来ればした方が良いと思います。願書提出時に第1種電気工事士免状があれば、実務経験の証明書類は省けます。
先ずは誰でも受験可能な第2種電気工事士の取得をお勧めします。これを持っていれば他業種転職の時も有利かもしれませんよ。
私の経験(話し)ではありますが、電気工事士の仕事内容について書いてみます。
私の会社は小規模で支店などないので転勤はありません。私も転勤のない生活に慣れてしまい。転勤の多い仕事は無理かもしれません。
インフラ系の大きな会社では転勤はあると思います。転勤が嫌と考えると就職先が狭まります。長期出張が嫌だと更に就職先が狭まります。ただ、営業か設計か現場工事(施工管理含む)かにより状況は変わります。
支店のない会社もしくは支店があっても転勤のない会社もあるかもしれません。部署が施工管理を含む現場工事の場合は長期出張は多いかもしれません。
でもインフラ系は安定度や給与の面では良いのかなと思っています。
私の会社は支店や営業所がないので転勤はなし、大規模工事に専任で関わる事もほとんどないので長期出張もありません。
周りの電気工事店さんも地元での工事が多い会社だと転勤や長期出張なしで頑張っています。私は地元密着型の仕事が多いです。最近は遠い現場だと短期出張がボチボチあります。転勤や出張はこんな感じです。
私はスーツを着て仕事をするのが少ないです。スーツが嫌いな方は良いかもしれません。私はスーツがどうもしっくりきません。スーツを着る時は大きな現場仕事の初回顔合わせの時が多いですね。後はせいぜいスラックス(ズボンはスーツ用で上着はワイシャツと作業服)的な感じですね。
スーツを着るのは少ないですが、対人関係をこのまない方は向かない場合もあります。電気工事は建築や設備があっての電気工事ですので、建築屋さんや設備屋さんとの打ち合わせと工程調整が大事だからです。ここで人嫌いだと、打ち合わせや工程調整が大変です。私の会社では仕事が途切れないように、営業も兼ねていますので、一人で稼げる技術職って感じではないです。私の会社では工事ばかりではなく、営業もしなければいけません。
制御盤作りや図面書きだとマイペースに対人関係を気にせず出来る場合もあります。
楽で給与が良い仕事につける人はそうそういないと思いますで、電気工事業を目指すのであればどっかは我慢して頑張らないといけないと思います。
電気屋さんの年収はかなり幅があると個人的には思っています。初任給こそ大差はないかもしれませんが年収で300~700万円くらいの幅があると思っています。
私自身は1日1.5~4万円稼げれば良しとしています。例えば1日3万円の利益が出せたとすると、その内訳は照明交換の作業費+照明器具を売って得た利益の合計が3万円と言う事です。作業費だけで1日5万円の時もありますが、そこまで稼げる日はあまりありません。
単価の高い仕事は、自動制御盤のプログラム作成や変更だったりします。
電気工事で1日5万円を稼ごうとするときは、現場は1件ではなくて掛け持ちが多いです。
これから電気工事業(電気屋さん)を目指してみようと思う方は、上記のように電気工事にも色々あるのと、仕事の負荷量(大変さ)や将来の年収の差や対人関係の有無など考慮して決めてほしいでね。
私が思うに電気屋さんは、現場ごとにオーダーメイドみたいな感じで臨機応変に常に考えながら配線(配管)を行いますので、私はけっこう苦手ですが発想力やもの作りが苦にならない性格の方は向いていると思います。ただ図面通りに考えなくても配線できる場合もありますが、図面だけでは見落としがありますので、現場では臨機応変に対応しなくてはいけなくて、個人的にはけっこうそこが大変です。まあ、こんな私でも電気工事をなんとかやっていますで、「楽な仕事なんてそうそうないさ」と自分で自分を励ましながら稼ぐって大変だな〜て感じでやってます。
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