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計装工事で制御盤と操作盤の距離がすごく離れていた場合、制御盤に取付けたリレーを操作盤に付いているスイッチで駆動するとして、最大何kmまでOKなのか考えてみました(DC24Vの場合)。
結論から言うと、CVV1.25sq-2芯ケーブルで約2.1kmまででCVV2sq-2芯ケーブルで3.8kmまでです。
ケーブルは太い方が配線長が長くなります。
上記はDC24Vリレーのコイル抵抗値と配線(ケーブル)抵抗値から、リレーにかかる電圧を考えての距離(km)です。リレーにかかる電圧が配線長(ケーブル自体の抵抗値)から下がると思いますが、リレーの許容下限電圧を下回らない距離(km)です。
実際の運用では、リレー種類やノイズや誘導による不要な電圧が発生する可能性があるので、計装制御ケーブルと動力ケーブルを分けて配線して施工すると思いますが、作動は保証はできません。私は300m(往復600m)くらいまでしか作動を確認したことがありません。あと距離が長いほど雷による被害を受けやすい可能性もあるので対策など考慮しないといけません。
電線(CVVやIV)のkmあたりの抵抗値は、電線仕様をみると16.5Ω/kmなど記載があると思います。
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