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インバーターに電流計を取り付ける場合は、インバーターの前?それともインバーターの後?
それともメーカーオプションなどの4~20mAが良いのか考えてみました。
私感ですが、インバーターの電流表示を行いたい場合は、メーカーオプション電流計又は仕様に合った電流計を制作して、アナログ信号(1mAや4~20mAなど)を変換して表示するのが正確で良いと思います。(下記図のA3電流計)
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その他にインバーターの表示部分を、メーカーオプションの盤扉面取付キットを使用して、盤扉面に付けてしまえば、盤面で周波数や電流や電圧の表示ができると思います。この場合はパラメーターや周波数変更も扉面で変更可能になると思います。(下記図のA4位置)
インバーターの1次側に電流計(直接接続やCT接続)を取り付けるのは、実際のモーター電流とは大きく異なる場合もあるため、おすすめできません。そうなると電流が流れてるか流れてないか、運転してるのか運転してないのかの目安にしかならない可能性があります。(下記図のA1位置)
通常の電流計を取り付ける場合は、インバーター後(2次側)の方が負荷電流に近いはずなので良いかもしれません。ただし、キャリア周波数を上げすぎると焼損する可能性がありますので、発熱などに注意しなくてはいけません。
実際にインバーター本体表示の電流と電流計電流を比較してみて、使用周波数で許容範囲内なら、電流計をインバーターの二次側に取り付けてもOKだと思います。
(下記図のA2位置)
ということで私の場合は(例)0~50A赤指針付きフルスケール1mAや4~20mAの可動コイル式電流計を頼んだりしています。あとはインバーターに接続してパラメーターで調整をして完了です。ただし電流計(A3)の仕様は、使用するインバーターにより違う場合があるため、インバーター取扱説明書などで確認して下さい。
上記写真は広角度計器という電流計で、お値段高めですが、とても見やすい電流計です。
上記写真は私がいつも使用しているタイプの電流計です。
下記画像は三菱電機インバーターFR-E700シリーズへの配線図です。
電流計は可動コイル式になっています。
電流計はパラメーター設定後にSDとFM端子へ接続します。
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よって実際の運用や選定は、メーカーサイトや取扱説明書などを熟読して、ご自身で決定して下さい。
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