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カラオケやボイストレーニングで高い声や裏声が出たり、音域は広がる可能性はあるのか？
結論から言うと、ケースバイケースです。
なぜ素人の私が断言するかと言うと、約一年間カラオケで歌ってきて分かりました。
私の場合の音域は、練習であまり広がりませんでした。
ただし、普段歌ってない方は、練習をすると音域が伸びます。
そして、裏声（ファルセット）も高くなり、地声と裏声の切り替えも上手くなります。
音域が広がると歌える曲が増えます。
私の声の音域は、一般男性と変わらないようです。
平均より高く、平均より低いとなってますが、カラオケを歌う人の中では、特別すごいわけではありません。
私の声の音域
私の音域は約２．１オクターブです。
地声１．５オクターブと裏声を合わせて約２．１オクターブです。
男性より女性の方がキーが高いので、同じ音域でも歌える曲は、原曲のキーにより変わります。
「ｌｅｍｏｎ」とか「粉雪」の曲の音域が２オクターブなので、２オクターブ＋αが出せれば歌えるようになります。
ただ、自分の音域と歌いたい曲の音域が違う場合には歌えないため、キーの上げ下げで調節しましょう。
ミックスボイスとは何か？
ミックスボイスとは、裏声に近い使い方で高いキーの声を出す事です。
私がカラオケを始めたのは、昨年（２０１９年）の夏です。
子どもが地域のカラオケ大会に出たいと言うので、一緒に練習したのが、カラオケを始めたきっかけです。
結局、練習で私の声の音域は、ほぼ上達しませんでしたが、高音を疲れずに出せるようになりました。
久保田利伸の『LA・LA・LA LOVE SONG』（ラ・ラ・ラ・ラヴソング）と言う曲ですが、
練習前は上記の曲を一曲歌うとノドを痛めていましたが、今は何回か歌ってもノドが痛くなることが無くなりました。
発生方法の変化でノドへの負担が減りました。
自分の声の音域を測定するアプリが有るので利用すると便利です。
自分の声の音域を測定するアプリ
現在は約、２．４オクターブの音域です。
私はもうすぐ５０才ですので、加齢（老化）により声帯が悪くなることはあっても、これ以上は声が良くなる事はないと思います。
カラオケの歌い過ぎで、喉（声・声帯）を痛めたらどうなるか？
ノドの強さは人それぞれです。
私は車での移動中に８時間歌いっぱなしでも、喉が痛くならない、かすれ声にならないので、声帯が強いんだと思います。
私は昨年末に声帯炎を起こし、いきなり声が出なくなりました。
大量のアルコールをのみ、３日間くらい歌い続けた結果です。
無理が続くと声帯ポリープや声帯結節になります。
基本的には、声を出さないようにして安静にして治るのを待ちます。
声枯れや痛みが取れないときは、耳鼻咽喉科を受診することを強くお勧めします。
私は耳鼻咽喉科を受診して、ステロイド系の吸入器を処方してもらいました。
声を出さない事一週間、少しだみ声とかすれ声が良くなりました。
完治には２０日間ほどかかりました！
あのまま無理をしていたら、声帯ポリープや声帯結節になってしまったかもしれません。
そうなると手術が必要になる場合もあり、無理は禁物だと分かりました。
（注）
これから以下の記事では、
声帯の写真が出てきますので、
臓器と言うか、生の写真を見たくない方は、
これ以後の記事は見ないことを、
お勧めします。
札幌には音声外来や声専門の病院はないのか？
声の悩み、専門に相談できるところはないだろうか？
調べたところ、札幌には音声外来がないのではと思いました。
＊音声外来とは、声の専門家の医師がいる病院です。
通常は耳鼻咽喉科の医師に相談するところですが、声が枯れても声を出さなくてはいけない職業の方だと、それを分かってもらえる医師にアドバイスをもらった方がいいですよね。
でも私には、札幌では音声外来のある耳鼻咽喉科を探すことが出来ませんでした。
札幌には、ボイストレーニング・ボイススクールはありますので、そちらで相談するのも良いかと思いました。
体験レッスンや無料レッスンを行っているとスクールもあります。
声帯の話し戻りますが、声帯は１秒間に１００～３００回、粘膜がぶつかり声にしています。
声を出すだけで負担がかかるのです。
ソプラノとか高い声だと、１秒間に１０００回も粘膜同士がぶつかると言われています。
なので声枯れは起こったら、発声をできるだけ止めて、声帯を休ませる必要があるのです。
下記写真は、私が歌い過ぎて声帯を痛めたイメージ写真です。
炎症時の声帯写真イメージ
赤く見えるところが、炎症部分です。
＊声帯用の内視鏡で検査を行いました。
本来は白っぽい色の声帯のヒダが赤く炎症しています。
全く声が出なくなり、完治に２０日間もかかりました。
声が完治するのに、２０日間もかかりました。
歌うのが好きな方ｍは無理をしないで下さいね。
赤い部分は声帯のヒダで、ここが高速でぶつかり合い、空気の流れが声に変ります。
＊声帯は発声時に１秒間に何百回もぶつかり合う高速に動く器官です。
ちなみに、たの部分も真っ赤に炎症を起こしていました。
ヘビースモーカーの方に、慢性的な声帯炎を起こしてる方がいるのですが、ここまでの炎症はあまり見ないですと言われました・・・
耳鼻咽喉科の先生とスタッフは、とても親切で、病院に行き、適切な処置とアドバイスをしてもらい良かったなと思います。
札幌には、声専門の音声外来の有る耳鼻咽喉科は見つけられませんでしたが、よい先生はいるので、声に異常が出た時は、早めに受診することを勧めます。
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