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旧型式SRC3931-5-1/X(マグネットSRC3631-5-1/X)と
旧型式SRCa3931-02/X(マグネットSRCa3631-02/X)と
旧型式SRC3931-02/X(マグネットSRC3631-02/X)などを、
新型マグネットスイッチ(電磁開閉器)に更新する場合の話し。
結論から言うと、
SRC3931-5-1/X(SRC3631-5-1/X)はSW-5-1に変更です。
*SW-4-0でOKの場合もあります。
SRCa3931-02/X(SRCa3631-02/X)はSW-0又はSW-03に変更です。
SRC3931-02/X(SRC3631-02/X)はSW-0又はSW-03に変更です。
SRC3931-5-1/Xの横幅は70mmくらいあるので、代替品SW-5-1は横幅64mmなので入ると思います。
SRC(a)3931-02/Xの横幅は43mmくらいで、代替品SW-0は横幅44mmなので入ると思います。
代替品の方が寸法が大きくなる場合は、盤内の同じ場所に取付けできない場合があるので注意が必要です。
下記は現行品(代替品)の寸法です。*富士電機さんの製品です。
名称(サーマル付) | 寸法(大きさ)、単位はmm | 名称(サーマルなし) | 寸法(大きさ)、単位はmm |
SW-5-1 | 横64縦120高さ(奥行)81 | SC-5-1 | 横64縦80高さ(奥行)81 |
SW-4-0 | 横53縦120高さ(奥行)81 | SC-4-0 | 横53縦80高さ(奥行)81 |
SW-4-1 | 横53縦120高さ(奥行)81 | SC-4-1 | 横53縦80高さ(奥行)81 |
SW-0 | 横44縦120高さ(奥行)80 | SC-0 | 横43縦80高さ(奥行)80 |
SW-03 | 横44縦120高さ(奥行)80 | SC-03 | 横43縦80高さ(奥行)80 |
その他、注文の時はマグネットのコイル電圧を同じ電圧でものにして下さい。
補助接点の構成も旧マグネットと同じ仕様に合わせます。(補助接点構成1a,1b、1a1bなど)
代替品が決まったら、交換作業を行います。
ここで問題なのは、マグネットスイッチSRCタイプ(旧)からSWタイプ(新)に変更すると、
操作回路の変更を行わなくいてはなりません。
端子とKIV(又はIV)などの材料が少々必要です。
下記に旧電磁接触器の写真です。
新しくSWタイプの電磁接触器にするのは、配線変更が必要な場合があります。
基本的にCOM(コモン)とNC(ノーマルクロス)とNO(ノーマルオープン)しかないので、
難しくはないと思いますが、交換する台数が多いと、
以外に交換作業に時間がかかるかもしれません。
新しいSWタイプもNCとNO接点が用意されていますが、COMはないので渡り配線が必要だと思います。
配線の変更(操作回路変更)は専門の業者さんお願いすれば行ってくれると思います。
マメ知識:
電磁開閉器=マグネットスイッチ(マグネットにサーマルが付いたもの) 富士電機さんでいうSW-**
電磁接触器=マグネットコンタクター(マグネットだけのもの) 富士電機さんでいうSC-**
参考資料:マグネットの補助接点(富士電機、三菱電機)
参考写真 ↓ 富士電機のマグネットスイッチです。(電磁開閉器写真)
参考写真 ↓ 富士電機のマグネットコンタクタです。(電磁接触器写真)
富士マグネット電磁開閉器の新旧交換
コイル電圧が直流のSJ-0WG/Xも生産終了で、代替え商品SK12GW-E10K005などへ変わったようです。SJ-0GがSK12Gなどへ変更。
新しいマグネットスイッチが下記写真のSK12GW-E10K005です。
補助接点がaコンかbコンかで型番が違うかもしれません。
コンタクタがSK12G、サーマルがTK12となっています。
上記写真のは1.5KW用(5-7.5A)です。
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