仕事2(計装工事について)

温度調節器・記録計の外観寸法大きさ比較

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温度調節器の大きさ・外観・穴あけ寸法(パネルカット)比較

azbilさん、オムロンさん、キーエンスさんなどなど、温度調節器(温度計)は、色々なメーカーから発売されています。

しかし、交換の時に、旧型式がもう生産中止品で代替え機種に交換する場合に、穴あけ寸法や外観寸法が同じか心配になった事はありませんか?

実は、旧型も代替え機種(現行品)でも、穴あけ寸歩(パネルカット)寸法は同じなんです。

しかも、メーカーが変わっても、外観寸法や穴あけ寸法(パネルカット寸法)は同じです!

これは、DIN規格にそって、外観や穴あけ寸法をメーカー間で合わせているからです。
(注)一部、古い機器では、外寸や穴あけ寸法が違う場合もあります。

写真

計装用温調器(温度調節器)の大きさは、上記写真のように、3種類あります。

1:外寸96×96mm(穴寸92×92mm)写真左側の正方形の温調器

2:外寸縦96×横48mm(穴寸92×45mm)写真中央の縦長の温調器

3:外寸48×48mm(穴寸45×45mm)写真右側の正方形の温調器
*タイマーもDIN規格48×48角なら、同じパネルカット寸法です。

例外もありますが、計装用の温度調節器は、上記1~3の寸法の機器が多いです。
メーカーが変わっても、必要な機能が備わっていれば、同等の制御が出来ます。
外観寸法が合っていれば、大体は配線変更不要で交換が可能です。

温調器交換時に注意する事は、温度調節器の奥行です。

写真

上記写真は温度調節器の写真ですが、大きさにより奥行きも様々なのが分かります。

温度調節器交換時に、外寸と穴寸は確認しますが、意外に奥行きの確認を忘れる時があります。
通常は、古い温調器より新しい温調器の方が、奥行きが短く(小さく)、寸法で問題になる事は少ないです。

しかし、稀にメーカーを変えるなどの場合に、奥行きが大きくなり制御盤の扉が閉まらなくなることがあります。
これは、扉に付いている温調器の奥行が、既存品より長くなった事により、盤内の機器に衝突して扉が閉まらなくなる現象です。
温度調節器を型違いに交換する場合は、奥行きも確認して、干渉と配線が届くのかの確認も必要です。

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温度記録計ARF100(106/112)、TR-V500、TR-W500のパネルカット寸法比較

写真

上記写真はazbilさんの記録計ARF100(106/112)です。
パネルカット寸法は138×138mm角(許容+1mm)です。

写真

上記写真はキーエンスさんの記録計TR-W500シリーズです。
パネルカット寸法は137×137mm角(許容+2mm)です。

旧型式TR-V500の寸法も同じです。

azbilさんとキーエンスさんでパネルカット寸法が1mm違いますが、ほぼ交換に関しての穴寸法(パネルカット寸法)に互換性があると思います。

一応、キーエンスさんからazbilさんへ変更する場合は、平ヤスリと制御盤補修用タッチペンを用意した方が良いでしょう。

どちらを採用するか決まっていない場合は、138mm×138mmでパネルカットしてあれば、両方取り付けが可能です。

どちらにしても、加工前に最新のパネルカット寸法の確認をした方が良いです。

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