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電気工事士(電気工事屋)さんお勧めのテスターってなんだろう?

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電気工事屋さんが使う定番テスターを考えてみました。

1:デジタルマルチメーター(電圧、抵抗、導通測定など)
4-20mAや電流測定が出来るタイプもあります。
オプションでクランプをセットで購入すると、クランプ電流計のように電流測定が出来るタイプもあります。
RMS表記のものは真の実効値型です。
写真下記写真は懐かしの日置さんテスター3200
写真上記3200テスターは、私が電気工事屋さんに入りたて、下積み見習い時代からあるテスターです。
懐かしいですね、おそらく25年以上前から使っています。
先輩のお下がりですが、このテスターを譲り受けたころから、小さな現場を任せてもらったりした、思い出のテスターです。
40歳代の電気屋さんは皆見たことがあるテスターだと思います。

下記写真は小さくて便利なポケットテスター
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下記写真は高精度テスター
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下記写真は日置電機さんのDT4222テスター、オフションの「マグネット付きストラップZ5004」と組み合わせると鉄製の制御盤にピタッとくっついて便利です。DT4222は測定レスポンスがとても速いです。

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2:メガ(絶縁測定)計
メガ計は絶縁値を測定します。
写真写真*メガ測定例
対地電圧150V以下 0.1MΩ以上
対地電圧300V以下 0.2MΩ以上
対地電圧300V超え 0.4MΩ以上

3:リーク測定器
これは通電中で絶縁抵抗が測れない時に重宝します。
もれ電流を測るテスター(クランプ)で、もれ電流が1mA以上ないかとか確認します。
写真*上記リークテスターは通常の交流電流も測定できます。

4:電流測定器
通常は下記写真のようなクランプ型を使用します。
配線途中に直列に挿入して測定するタイプ、クワガタタイプもあります。
RMS表記のものは真の実効値型です。
写真上記写真のテスターはAC/DC電流値測定の他、通常のテスター機能も付いた優れものです。

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上記写真はクワガタタイプのAC/DC電流計で、クランプしなくても電流を測定出来ます。
検電機能も付いています(共立さんの電流計2300R)。

5:接地抵抗計
接地工事や接地抵抗点検の必需品、A,B,C,D種など接地抵抗が規格内にあるか接地抵抗を測定します。
写真上記写真の接地抵抗計は、接地抵抗の他に絶縁抵抗(メガ)も測れる優れものです。
*上記写真は共立電気計器さんの6017/6018シリーズです。

6:検相器
検相器は相順(正相、逆相)や欠相をチェックします。
写真検相器の中には、デルタ結線時の接地相を確認出来るテスターもあります。
*下記写真の共立電気計器さんの8035は、検相機能の他に接地相もわかる優れものです。
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7:耐圧試験機
下記写真は600V以下の機器など、PSE自主検査などに使用します。
高電圧を一定時間かけて、耐電圧性能を検査します。
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8:シグナルソース(4-20mA発生器)
これは、通常のテスター機能に4-20mAの直流電流発生機能が付いていたりします。
(4-20mA発生器)
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9:照度計
これは照明などの明るさを測るテスターです。
明るさについての記事はこちらをご覧下さい。
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 10:検電器
これは接触や非接触で電圧の有無を確認出来ます。
低圧用、高圧用、低高両用があります。
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下記リンクは電気工事屋さんが使うテスターメーカーです。

*テスター選びの参考になれば、幸いです。
記載順は順不同、あいうえお順で上記写真のメーカーさんです。

菊水電子工業さん

共立電気計器さん

三和電気計器さん

ジェフコム(デンサン)さん

日置電機さん

横河メーター&インスツルメンツさん

免責事項
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よって実際の判断や選定は、メーカーサイトや取扱説明書などを熟読して、ご自身で決定して下さい。
当サイトは参考程度にご覧下さい。
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ご覧いただきありがとうございました。

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